「モノづくり」のトータルデザイン

「モノづくり」デザイナーとは、「部品調達」から「製造」、「納品」まで、モノの流れを設計する仕事です。
グループ製品の製造から得たノウハウをベースに、最適なモノづくりを提供します。

生産戦略を考える

製品の特長や機能、仕向先など様々な条件をもとに生産拠点戦略、部品調達方針や新規工法・設備開発など未来を見据えた生産戦略を立案し実行しています。

生産拠点戦略

わたしたちは、製品QCDの目標を早期に達成するためには、開発・設計段階からの取り組みが必要だと考えており、国内生産拠点にマザー工場機能を持ち、企画開発から製品の機能や特徴、生産数量、物流コストなどの条件を考慮し、最適な生産拠点を決定することにより、一貫したモノづくりを提供しています。

マザー工場では、量産技術の研究、管理技術のシステム化、生産現場の見える化などを推進し、グローバルに展開する生産拠点を「生んで育てる」役割を担っています。

さらに、中国に生産拠点を構え、コストを考慮したモノづくりを実現する一方で、カントリーリスクを考慮しベトナムでのモノづくりも開始しています。

生産戦略

生産戦略_生産拠点

部品調達方針

良い製品を長く安定的に供給するために近江商人の精神「三方よし」を土台とした購買活動をおこないます。 持続可能な調達を推進するため次の方針に基づき行動します。

【グリーン調達の推進】

国内外の化学物質規制に関する法令に順守した部品調達をおこないます。

【信頼関係の構築】

サプライヤーはもちろん関係するお取引先様との信頼関係を構築、相互発展(WIN-WIN)をめざします。

【グローバル調達の推進】

QCDを考慮した世界レベルでの最適調達を実現します。 現地調達も含め、部品供給全体のサプライチェーンを最適化しトータルコストの低減を図ります。

三方良し

新規工法

わたしたちは、多品種少量生産に対応するためセル生産方式を導入し、 組立から梱包まで「一個流し」を基本としたライン設計を実施しています。 また、より早く(納期)、より安く(コスト)、更なる高品質なモノづくりをお客様に提供するために、 生産現場の見える化の推進など、未来を据えた研究もおこなっています。

三工程開発_見える化

設備開発

生産能力、コスト、品質など、製品や製造現場の要求に応じた専用製造装置をわたしたちで設計開発しています。

設備開発

パートナーとWIN-WINの関係を築く

わたしたちはパートナー工場との相互発展を目指した交流を進めています。また、KPIを統一し、それぞれの強みや弱みを数値で管理できる体制をとっています。

パートナー工場との改善活動

PROGRE3(PRomotion Of the Global REvolution)と命名したプロジェクトでは、パートナー工場間で改善を促進し、お互いの良いところを取り入れるべく定期的な改善交流会を実施しています。「We are one Factory !」のキャッチフレーズのもと、訪問し合いながら改善を進めています。

  • パートナー工場との改善活動(1)

  • パートナー工場との改善活動(2)

サプライヤーとの改善活動

パートナー工場以外にも部品加工のサプライヤーとも合同で改善活動を進めています。サプライヤーの製造現場に出向いた改善指導、各社合同での改善発表会など、お互いがWIN-WINの関係を築く活動をおこなっています。

  • サプライヤーとの改善活動(1)

  • サプライヤーとの改善活動(2)

  • サプライヤーとの改善活動(3)

モノづくりは人づくり

社員の成長が会社を成長させる

世の中のモノづくりはインダストリー4.0の時代といわれ、大量のデータが高速でやり取りされ、ロボットが作業をし、AIが分析する世の中になりつつあります。そのような中で人が担う役割も変わってきました。自らが考え、ロボットに使われるのではなく使いこなせる集団をめざして意識の高い目標を掲げて社員も会社も成長し続けます。

  • 社員の成長が会社を成長させる(1)

  • 社員の成長が会社を成長させる(2)

  • 社員の成長が会社を成長させる(3)

経営マインドを持った人づくり

わたしたちには経営層と直接会話したり、経営情報を共有できる環境が整っています。 社員一人ひとりがグループ全体の効率化と発展のために、会社方針を意識しながら従来のやり方に捉われず、常に改革・改善を継続できる人づくりをめざしています。

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